岡山県県北の小さな村、新庄村。

人口千人に満たない、県内最小の山村です。

木工PEZはそんな村の最北端・清水の湧く野土路集落に工房を構えています。

職人・深田敦史が、オーダー家具をはじめ、オリジナルの木工作品などを制作しています。

朝日とともに仕事を始め、日の入りとともに家に帰る。

雨の日も風の日も、大雪の中でもたった一人、木材と向き合い、気がつけば長い月日が経ちました。

そんな彼のことを、村人は親愛を込めて「深ちゃん」と呼びます。

いつの頃からか村の木工所は、「孤独な作業場」から「村人たちの社交場」になりました。

今日もノックの音が響きます。さて、今度はどなたがやってきたのでしょうか。